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あつた蓬莱軒での修行時代より付き合いのあるうなぎ卸売業者と店主との厚い信頼関係の元、一匹あたり230〜250gの肉厚で鮮度のいい上質なうなぎを優先的に仕入れています。
ひつまぶしの食べ方を見る
その時々の季節や気温などの条件で変わるうなぎの質を見極めて産地を変えているため、店主の目利きが試される瞬間です。仕入れたうなぎは品質に合わせて、これまでの経験で培った技術を用いて正確にさばき下ごしらえをします。 -
あつた蓬莱軒より暖簾分けを許された店のみが譲り受けられる秘伝のたれに、当店独自のたれを継ぎ足してブレンドを行い、蓬春のオリジナルなたれとして完成しました。
たれはうなぎとご飯に掛けて渾然一体となった時がベストとなるように考え、甘さと辛さをバランス良く調整し、角の取れた独特なまろやかさがあるという評価を頂いております。 -
主に中国およびベトナム産の備長炭を使用。
昔は国産を使用していましたが現在では作り手も少なく、価格の高騰により安定した仕入れが難しいため、現在では国産の質に近く当店の焼き方に合った炭として、修行時代より付き合いのある業者より仕入れております。
当店はガスなどは一切使用せず炭を100%使うことで、遠赤外線によりうなぎの内側に脂の旨味を封じ込めたままじっくりと焼き上げます。 -
当店はうなぎを腹開きでさばき、蒸さずに生の状態から直焼きする関西風の製法を用いております。
1回目はそのまま焼き、脂を乾かした後に2回目はたれに漬けて焼く二度焼きを行っております。これによりうなぎ表面にたれの照りをまんべんなくまとわせて、表面はぱりっと香ばしく中はふわっとした食感となるように焼き上げます。
皮目もしっかりと焼いていますので、ひつまぶしでお茶漬けにした時も生臭さがなく、うなぎが苦手な方でも食べられるというお声を頂いております。 -
当店が使用している富山県福光産コシヒカリは北アルプス白山の峰々に位置する医王山麓の恵まれた雪解け水が育んだ砺波平野の清らかな水と肥沃な大地にて、生産農家が丹精込めて育てた一等米です。
昼夜の寒暖差が非常に大きいため、お米一粒一粒がしっかりとしております。粘りと旨味のバランスも良く、他のこしひかりに無いもちもちでやや硬めでしっかりとした食感が特徴。
たれにもよく絡み、うなぎの美味しさを引き出すのに最適なお米です。 -
食材は柳橋の市場にて質の良いものを厳選して仕入れております。
季節に合わせた食材を使い分け、修行時代に培った技術とこだわりを持って、季節を感じながら食事を楽しんで頂けるようにと工夫しており、突き出しの品数も常に数種類ご用意しております。うなぎを食べて頂く前に旬の味覚に舌鼓を打ちながら是非お酒もお楽しみください。